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The production process of screw (Japanese)

説明
切断 ボルトもナットも大きなものの材料には棒材が使われるが、小さなものはコイル状の線材を線送りローラーで直線状に直してから切断して使用される。ねじ部が切削・研削によって作られるボルトは、元となる線材の太さも完成時の呼び径や円筒部径より太いものが選ばれる。転造法ではそれより幾分細いものが選ばれます。
ヘッダー成形 ねじの形を成形する工程のことです。ねじ製作にあてはめると、ヘッダーは、常温で材料に圧力を加え変形させるます。ただ、一回の圧力でねじの頭部を成形しようとすると材料が圧力に耐え切れずに破壊されてしまうので圧力を二回に分けて作るダブルヘッダーという加工が主要な加工方法となります。
転造 丸棒材をねじの形をした複数のロールで挟み込み、回転させながら押し付ける事によって変形させ、ねじの形を造る事です。ねじ転造は、切屑を出さない冷間成形で行われます。材料の組織は変形するだけで切断されません。材料が塑性されることで、強度の向上や防錆効果など切削にはないメリットも得られます。
熱処理 鉄鋼に「所要の性質を付与する目的で行う加熱と冷却のいろいろな組合せ」としています。要するに鋼にその使用目的に適合するよう強靭性を与えるために加熱と冷却を施すことで、これは材料により方法が異なります。ねじ類に行う主な熱処理 (1)焼入(硬さ、強さ)(2)焼戻し(靭性)(3)浸炭焼入(表面硬さ)(4)光輝焼入(表面美化: 真空焼入)(5)焼なまし(軟化: 加工しやすい状態にする熱処理)(6)焼ならし(前加工により硬化したものを標準状態に)(7)ベーキング(表面処理時の残留水素の除去)
表面処理 ねじ製品の耐久性(防蝕・耐摩耗等)の向上や装飾を目的として、ねじには様々な表面処理が施されます。これらの表面処理の呼称は、必ずしも規定のものではなく、通称や俗称などが一般化しているものがあります。ここでは代表的な方法をいくつがあります。(1)電気めっき (2)無電解めっき (3)化成処理と着色 (4)キリンス (5)溶融めっき (6)塗装  (7)コーティング
検査 形状が規格の公差内に収まっているか、割れがないか、表面処理に不備がないか、などを検査する。ボルトの大きなものは量産に向かず、まず熱間圧造によって外形を形成し、さらに転造する場合でも加熱した上で熱いうちに加工する方法が採られるが、膨張と収縮による加工精度の低下に特に配慮する必要がある。タッピンねじやドリルねじのような先端に刃を持つねじは、ねじ部の加工後に足割り機と呼ばれる専用機で先端に切れ込みを入れる。ローレット加工が必要なねじは、ねじ部の加工後に平ダイスや丸ダイスで付けられるものと、ねじ部の加工工程で1つの平ダイスでねじ山の転造とローレット模様の転造を行うものがあります。


Heading preocess (ヘッダー成形工程)
Heading is a main process of screw production. This demormation method is also called the cold forming whichi is the main technique and wildly used for the production of screws, bolts, and other fasteners in general. Starting from cutting of a raw metallic wire, and following by many steps of cold forming processes to obtain the desire shape by the obtained mold.


 
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